日本橋の小さなお菓子の家「Maison en pain d'épices メゾン オン パンデピス」
こんにちは、あま子です。
個人的に大好きな日本橋。最近は都内に行くとなんだかんだ日本橋界隈をふらふらと彷徨っていることが多いです。
そんな日本橋三越前駅A1の出口からすぐそばに見つけた小さなお菓子屋さんがとっっても好みだったのでご紹介します。
以前付けたGoogleマップのマークを見ながらお店を探していたのに、一度通り過ぎてしまうくらいに間口の小さな可愛いお店でした。
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メゾン・オン・パンデピスさんのお店の写真
淡いブルーに塗られ、手書きのメニューや外国風の雑貨が飾られ、うわ〜ほっこりキュートなお店でときめきます…!
パティシエールの店主さんが店内で製造&販売までをお一人で営業されているようです。
商品は店主さんに取っていただくスタイル。フランスの伝統的なお菓子をメインに、素朴な見た目の焼き菓子達がなんとも愛おしい…。
価格帯は大体300円台〜400円の間が多いかな
お菓子が一つ一つパッケージングされているので気軽にお味を色々と試せるのが良いですよね。その分どれにしようかかなり悩ましいのですが…!
「Maison en pain d'épices メゾン オン パン・デピス」さんのお菓子は常温で持ち歩ける焼き菓子がメインですが、他に冷蔵のバターサンドもありました。
この日は酷暑だったので断念しましたが次回はこちらもお持ち帰りします♪
選んだ焼き菓子
お菓子をひと目見て『絶対このお店は私の好みだ…!』と確信したので色々と食べてみたい欲が出てしまい選べない選べない…優柔不断が出てしまう…
(ちなみに私のこの確信は大抵当たります!)
全部おすすめなのは承知の上で、パティシエさんに無理を言ってお願いして選んでいただいたお菓子を購入しました(優柔不断で申し訳ありません😂)
パンデピスは見かけると試さずにはいられないのでパンデピスは必須で、他にレモン系も入れていただき、とりあえず6個!
本当はもっと欲しかったけど、他にも食べる予定が沢山だったのでひとまず我慢…。
以下に個人的な備忘録としてお菓子それぞれの私の主観の感想と、原材料表示を載せます。あくまで個人的なメモなのでお味の感想は参考程度に見ていただけたらと思います。
パンデピス
店名にもなっている蜂蜜とスパイスのお菓子、パンデピス。あまり見かけない地味なお菓子ですが私は大好き。
「Maison en pain d'épices メゾン・オン・パンデピス」さんのパンデピス…
理想です…!!
好み!
美味しい!
しっとりもろっと、やわらかな食感を頬張ると広がる蜂蜜の甘い風味とコク。ふわっと充満するシナモン、クローブ、カルダモンなどの華やかな香り。
後味にやさしくピリッとジンジャーやペッパーのスパイシー感もあって好き!舌が喜んでる!
こちらのパンデピス、とても食べやすくて、それでいてスパイスと蜂蜜の輪郭がしっかりと感じられ、その塩梅が絶妙です。
店名にふさわしい美味しさ。スパイスが苦手ではなかったらぜひ食べてみて欲しいお菓子です。
一番初めにワクワクと好物のパンデピスを食べたのですが、この最初の一口でもうハートを掴まれちゃいました^^
サブレ・シトロン
大好きなレモンのお菓子
しゃりっと甘いグラスアローとサブレの歯の沈む食感が心地良い♪
おだやかな酸味とレモンの風味を引き立てるのが「塩味」これがレモンと小麦のお味を膨らませ、絶妙な美味しさにまとめています…!
私はレモン系のお菓子は酸味は強ければ強いほど好きな傾向がありましたが、こちらのサブレをいただくと塩によって酸味はやわらかでもこんなにも印象的になるのかと驚きました。
こちらもレモン菓子好きとしてはマストで毎回購入したい!
ガレット・ブルトンヌ ショコラ
実はガレット・ブルトンヌは好んではあまり手に取らないお菓子。でもこちらは凄く美味しかった!
カカオのせいでしょうか、分厚さを感じさせないかろやかな食感がとても好み。バターとカカオの風味が互いに拮抗して感じられるのでその豊かな風味にお口が幸せ…
そしてラム酒の風味、後味の塩味、味わいを彩るアクセント使いが本当にお上手です。
力強いバターの風味とカカオ、双方が立った美味しさなのが素敵!
クッキー・カッサータ
オレンジピールやドライイチゴ、ナッツ類などが練り込まれ、表面をホワイトチョコでコーティングした大きく中しっとりのアメリカンタイプのクッキー
イタリアのカッサータをイメージした味わいで、その甘みやチューイーな食感が他のお菓子とは一風変わったジャンクな美味しさ♪
カラフルで可愛く、テンションの上がる楽しいクッキー^^
ブシェ・オ・ノワ
これ、美味しい!シンプルだからこそパティシエさんの表現したい、好き、をストレートに感じられる味わいです。
ガリッとサクっとかろやかに砕ける食感。
クルミの渋みのあるコクと、レモンゼスト(レモンの皮)の苦みと風味、シナモンの香りにふわっと包まれます。小麦の焼かれた香ばしさと素材が調和して、めちゃくちゃ美味しい!
この組み合わせ凄い…パティシエさんのセンスの良さを如実に感じます。とてもおすすめのサブレ。
一枚だけ…のつもりが食べ始めたら止まりませんでした😂
フィナンシェ ノワゼット
しっとり吸い付くような質感とバターの芳醇な風味に加算されるようにアーモンドとヘーゼルナッツのナッティなコク。とてもリッチできっとみんな好きな美味しさ^^
ナッツの中でもヘーゼルナッツはやっぱり香りの力強さが違いますね、とても印象に残ります。
まとめ。
店主様はフランスの都市 ストラスブールで働かれていたそうです。
私の一番好きなマカロンのお店、代官山にある SEBASTIEN HUBER さんがストラスブールのお店で憧れの地なので思わず反応してしまいました♪
フランスの伝統的な焼き菓子ををメインにメゾン・オン・パンデピスさんでは作られています。
個人的に感じたのは、良い素材を使われているのはもちろんですが、店主様の思う『美味しい』を表現されているお菓子だな、ということ。
材料は同じ小麦を使った焼き菓子の数々。なのに一つ一つ同じ物はなく、それぞれのお菓子の個性がきっちりと表現されています。
それはきっと配合や製法へのこだわりで実現できているのでしょうか。他のお店でも売られている同じお菓子でも「Maison en pain d'épices メゾン オン パン・デピスさんのお味」になっていて、それがとても私の好き、好み、に寄り添っていただける美味しさでした。
出会えて感動!
これだからお菓子屋さん巡りがやめられない、喜びです^^
また伺ったら購入したお菓子を追記しようと思います♪
お店について 「Maison en pain d'épices メゾン オン パンデピス」
お店はこの記事を書くために確認したところ、なんと朝8時からオープン!(17時まで)私が伺ったのは午後でしたので確かに品数は少なくなっていたのに納得。
支払いは現金のみですのでご注意下さい。
水曜日と日曜日が定休日ですが、不定休もあるのでインスタでカレンダーを確認したほうが安心です。
「Maison en pain d'épices メゾン オン パン・デピス」さんのインスタ
個人的にですが、女性が作られるお菓子は良い意味で、どこかに余白があって、食べていて疲れない、もう一つ、もう一つ、食べ続けると癒やされるような…わたしはそういう女性ならではの良さが出ているお菓子がすご〜く好きなんですよね。
メゾン・オン・パンデピスさんもそんな優しくてこころあたたまる美味しさを感じてファンになりました^^
焼き菓子好きさんはよかったらぜひ行ってみて下さい。
ごちそうさまでした
あま子より。
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