帝国ホテル東京の「英国アフタヌーンティー」感想ブログ
以前から一度伺ってみたかった帝国ホテル「インペリアルラウンジ アクア」でのアフタヌーンティー。現在アクアでは秋恒例の英国フェアを開催。日本を代表するホテル「帝国ホテル東京」で駐日英国大使館エグゼクティブシェフ、フレデリック・ウォルター氏監修による、伝統的な英国アフターヌーンティーをいただける良い機会です!
とても楽しみに伺いました。
今回は一人アフタヌーンティー「おひとりさま」での訪問です
はたして帝国ホテル「インペリアルラウンジ アクア」でのアフタヌーンティーは、一人でも楽しめるのか?
地味にゆっくり楽しんで書いている、このおひとりさまでアフタヌーンティー訪問記録。今回もおひとりさま利用の目線でのレポートになります(^^)
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インペリアルラウンジ「アクア」のアフタヌーンティーについて
- 帝国ホテル東京 最寄駅は日比谷駅・銀座駅・有楽町駅。話題の複合施設「東京ミッドタウン日比谷」からも直ぐで、私は日比谷駅から徒歩で伺いました。
バーラウンジ インペリアルラウンジ アクアは「本館」最上階の17階
英国アフタヌーンティー
- 場所:帝国ホテル東京 本館17階 インペリアルラウンジ アクア
- 期間:2018年9月1日(土)~10月31日(水)
- 利用時間:2〜3時間(プランによって違います)
- 私の利用プラン:一休.comから【お席おまかせ×1ドリンク】帝国ホテル東京本館最上階で3時間!アフタヌーンティーセット
英国アフタヌーンティーの内容
一休プランについているウェルカムドリンクからスタート
席についてすぐに「一休.com予約プランの特典 ウェルカムドリンク」が提供されました
- 個人的には、スパークリングワインなどのアルコールがいただけると嬉しいのですが(笑)おひとり様から予約可能の一休のプランだと、こちらの甘いドリンクになるようです。
- オズモール2名からのプランは、価格が100円アップですがワインも選べるので、アルコールが飲めるお友達と行くなら、私はオズプランかなぁと思いました♪
次に【アミューズ&スープ】
コーンビーフ・ブロッコリーとスティルトンチーズのスープ
- コーンビーフ
- ブロッコリーとスティルトンチーズのスープ
ウェルカムドリンク後、程なくしてアミューズとスープのトレイが提供されます。帝国ホテルのアフタヌーンティーの特徴ですね。
個人的にもアフタヌーンティーはまず塩っぽい物をいただきたいので、段階を経たサービスが嬉しくて、にっこり。
ポテトと、臭みの無い上品なコーンビーフ。濃い旨味があり「美味しい〜」もっと食べたいくらいでした。
スープもブロッコリーの青味と、チーズ(スティルトンチーズ)の塩気が良い塩梅。トロッとお腹に流れてゆき、程よいスターターになりました♪
三段スタンド到着とスコーン
帝国ホテル アクアの【スコーン】
三段スタンドとほぼ同時にスコーンも提供されましたので、先にこちらをご紹介
- スコーン(レーズン)、スコーン(プレーン)
- 苺ジャム、クロテッドクリーム
真っ白なナフキンに包まれた、スコーンが二つ。ほかほかと温められていて、とても嬉しい♪
スコーンのお味の感想
- サイズは小ぶりで ぱかっとお腹から割れる
- アメリカンのザクザクタイプではない、品の良い「イングリッシュスコーン」タイプ
- 甘さ、水分は控えめなので、そのままよりがっつりとクロテッドクリームやジャムを塗っていただきたいお味
お味はこれぞスコーン、良い意味で特徴のない、外はさっくり中はホロっと、少し固めの王道のタイプでした。
レシピは英国フェアの物。普段の帝国ホテルスコーンより、少々、パサついた粉っぽさを出したレシピだそうです。
(シェフ曰く通常はもう少し、しっとりしているらしいです。帝国ホテルレシピのスコーンも、いただいてみたくなりました)
ただ、せっかく温かいスコーンも、三段スタンドと同時に提供されたので、他のフードをいただいているうちに、冷めてしまったのが残念。
それぞれ好みのタイミングがあるので難しいと思いますが、個人的には、先に少しセイボリーなどをいただいてから、じっくりスコーンを楽しみたい。三段スタンドとは少しずらしての提供だと嬉しいなぁと感じました(これは本当に個人的な主観です)
ドリンクは「おかわり・飲み変え自由」でポット提供
- ポット提供で一杯目は注いでいただけました。ポットには2杯分くらいの量が入っています。
- おひとりさまの場合、ポット提供だと多種類はいただけませんので、今回は「おすすめ紅茶」と書かれているスペシャルブレンドティーを中心にいただきました。
渋み控えめで飲みやすいお味。スコーンにとても合いました。
やはり温かな美味しい紅茶を飲むと、一息、ホッとして「アフタヌーンティーに来たわ〜〜!!」と気持ちが上がりますね(^^)
三段スタンドの感想
下の段からご紹介します(おひとり様なのでアフタヌーンティーのマナーなどは特に気にせずに、好きなタイミングで食べちゃっています♪)
「最下段のお皿」
【サンドイッチ】
- コロネーションチキン
- チェダーチーズと卵
- スコティッシュスモークサーモンとカクテルフルーツ
コロネーション(戴冠式)の名前通り、イギリスのエリザベス女王2世の戴冠式に出される料理として考案されました。
チキン、レーズンやインゲン、ニンジンなど具沢山。カレー風味のクリーミーなソースで和えられています。スパイスとレーズンの甘みが、味わいに奥深さを出していてとても美味しいです。サーモンの方は塩気も程よく、上品。最初パンはバゲットかと思ったら、デニッシュ系の歯切れのよい生地でした。さっくりと噛み切れ、食べやすく、そしてお味も生臭みなど感じずに美味しいオープンサンドです。
「帝国ホテルの卵サンド」というブランドマジック(庶民な私なので・笑)もあるのでしょうか、めちゃ美味しいなぁ美味しいなぁ〜とひとりご満悦です。あぁ…ハッピー。
「中段のお皿」
【タルトグラタンとココット】
- ブロッコリー、カリフラワーとポーチドエッグのオランデーズソース仕立て
- スティルトンチーズで焼いた魚介類のグラタン
ココットは思った以上に「液体系」ポーチドエッグはトロトロすぎてもちろんフォークでは食べる事が出来ません。
卵好きとしてはオランデーズソースとのダブルで、卵味濃い〜♪のが最高に美味しいのですが、こちらをいただく為のスプーンが見当たらず、デザート用のスプーンを使って食べてしまいました…正解だったのでしょうか(^^;)先に言ってしまうと、英国アフタヌーンティーで一番美味しいフードがこのグラタンでした(もちろん私の主観です!)
エビなどの魚介も小さいタルトカップの中にぎゅうぎゅうに入り、非の打ち所がない、完璧なクリーミーさのホワイトソースと、濃ゆいブルーチーズ「スティルトンチーズ」の旨味が強烈に美味しい。
一つじゃ全く足りない。もっと食べたいので、買って帰りたい!と思いましたがホテルショップ ガルガンチュワでの取り扱いはないそうで、残念…。
「最上段のお皿」
【デザート】
- ルバーブクランブル
- ミックスベリートライフル
- レモンエルダーフラワーケーキ
日本のスイーツ界でも見かける事も増えて来た、英国で馴染み深い食材ルバーブを使用したスイーツです。ベリーコンフィチュールにスポンジ、乳製品のコク豊かなクリームのシンプルな構成
最後に一番楽しみにしていたケーキを
デザートで一番楽しみにしていたのが「今年5月の英国ロイヤルウエディングでも用いられたレモンエルダーフラワーケーキ」です。しっとり重めのエルダーフラワーシロップ染み込む生地に、フロマージュクリーム。全体的にはしっかりと甘いのですが、レモンの酸味がキュンキュンきいた、メリハリのある味わいで美味しい(^^)
他に飲んだ紅茶
ルイボスオレンジ
おすすめ紅茶以外のドリンクメニュー
- ティー、フレーバーティー、ハーブティー、カフェインレス、日本茶、コーヒーなど一通り揃っているのが「飲み変え自由」とは嬉しいです
- アフタヌーンティーに欠かせない「紅茶の美味しさ」は個人的な主観ですが、充分楽しめる品質でした
帝国ホテル 英国アフタヌーンティーまとめ
こんな人にオススメ
帝国ホテル東京「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーは、外資系の都会的な洗練された空間や、華やかで流行りのキャッチーさで目を惹くようなアフタヌーンティーではありません(そういうのを望む方にはオススメしないかな)
オーソドックスで落ち着いた、クラシカルな雰囲気を好む、大人の方にご紹介したい、アフタヌーンティーです。
「わ〜〜!」という驚きや、ときめきにはかけますが、帝国ホテルのアフタヌーンティーの最大の良さは、内容の堅実性。そして堅苦しすぎない、親しみやすさを残したサービス。
それでいて「帝国ホテルのラウンジに相応しいお客として映えさせる」おもてなし感は、さすが日本が誇る一流ホテルだなぁと感じました。
良いところ
- こちらが圧力を感じるような雰囲気は皆無なのに、品の良い高級感と特別感のあるおもてなしで、おひとりさまでも居心地がとても良いです。
- ドリンクも多種類取り揃えられており、気分で選べる楽しさがあります。丁寧に飲み頃を提供して下さったのも嬉しい。
- フードは全て美味しい。特にセイボリーがとても美味しい!丁寧に作られていますが、良い意味で変化球のないまっすぐな美味しさ。「何を食べても安心&美味しいわ〜♪」と楽しめました。
- (プランによりますが)滞在3時間オーケーは最大の良ポイント!この落ち着いた贅沢な時間を、ゆったりと3時間過ごせるのはとっても素敵です。
気になるところ
- 価格に対しての全体的なボリュームは中途半端な印象。特に甘味系が少ないので、そちらを重視する方の満足度は低めかも知れません。
- インスタ映え的な華やかさはありません。芸術性、テーマ性共に細部までこだわった感は正直感じないかな(特に見映え)
帝国ホテルアフタヌーンティーは一人でも大丈夫!
いくらホテルでの非日常を味わいたくても、(庶民の)自分には不釣り合いな、居心地が悪いほどの高級感や雰囲気は、私には、背伸びし過ぎかなと感じます。癒されに来たのに、あまりにも似つかわしくなくて、緊張して疲れちゃうのも馬鹿みたいですしネ(^^;)
おひとりさまだと特にその点が気になりますが、帝国ホテル「インペリアルラウンジ アクア」は私はとても落ち着いた、非日常の癒される時間を過ごせました。
この特別感はあるのに、日本的なあたたかみのある雰囲気がとても好きです!(^^)「また伺いたいな」とアフタヌーンティーを楽しみながら思いました。
個人的にですが、こちらはおひとりさま、母世代や目上の方、ゆったりとお喋りを楽しみたい友人同士と訪れるのにぴったりな、アフタヌーンティーかなと感じました。
参考にしていただけたら幸いです。琴線に触れた方は、是非利用してみて下さいね。
良い時間を過ごせました。ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
帝国ホテル アフタヌーンティー 予約について
一休とオズモールのプラン
【一休プラン】
- 1名から予約が可能です
- 【お席おまかせ×1ドリンク】帝国ホテル東京本館最上階で3時間!アフタヌーンティーセット
【オズモール】
- 2名から予約可。100円アップですがワンドリンクの内容がスパークリングワイン、ワイン(赤・白)、ソフトドリンクの中から1人1杯付です
- 【季節限定メニュー提供★乾杯スパークリング付き!】憧れ3段ティースタンドのアフタヌーンティー(3時間制)