こんにちは、あま子です。
パティシエ 鎧塚俊彦氏の東京・京橋のお店「トシ・ヨロイヅカ東京」でカウンターデザートをいただいたのでレビューします♪
ToshiYoroizuka TOKYO は1階はイートインも出来るカフェ。2階では カウンターデザート がいただけます。
鎧塚俊彦シェフの「カウンターデザート」は
カウンター席に座り パティシエの方が作る様子を目の前で見る事が出来ます。そしてそのまま 作り立てのアシェットデセール(皿盛りのデザート)を楽しめる、ライブ感のあるスペシャルなデザート体験です😊
カウンターデザート以外の 普通のケーキ のレビュー記事はこちらになります😊
www.amakozakki.com
2020年にいただいたカウンターデザートメニューを追記して行きます
- 『浮島』追記
- 『苺のミルフィーユ』追記
目次の下へ行くほど新しい感想になります
- トシ・ヨロイヅカ【目の前で作られるデザート♪】鎧塚俊彦シェフのお店 京橋
- トシ・ヨロイヅカ東京|メニュー
- トシ・ヨロイヅカ東京|DESSERT MENU
- DESSERT MENU|前菜
- カウンターデザートの醍醐味|制作過程
- DESSERT MENU|Assiette des chocolat cerises アシェット ド ショコラスリーズ
- La Gorgonzola Pistache ゴルゴンゾーラ ピスターシュ
- Dessert REIWA デセール 令和
- Souffle aux oeufs 卵のスフレ
- Parfait d’ automne パフェ オートンヌ
- Millefeuille au special poire ラヴィアンローゼミルフィーユ
- Gratin aux Kakis 柿のグラタン
- Ukishima 浮島
- Mille-feuille aux Fraise 苺のミルフィーユ
- トシ・ヨロイヅカ東京 カウンターデザート|まとめ
トシ・ヨロイヅカ【目の前で作られるデザート♪】鎧塚俊彦シェフのお店 京橋
トシ・ヨロイヅカ東京は、1階のイートイン利用の際は先に必ず席をキープしてから!がポイントです。奥のショーケースを見ている間に埋まってしまう〜ランチタイムは結構混み合いますのでご注意を(^^;)
この日もカフェはいっぱいで、どうしようかなと迷って2階を見てみると空いていたので、以前から食べてみたかった鎧塚俊彦シェフのカウンターデザートをいただく事にしました。
トシ・ヨロイヅカ東京|メニュー
2階でいただけるメニューは3種類
- DESSERT MENU 2,000円
本日の前菜・7種類のメニューから選べるデザート
- TOSHI SPECIALITES MENU 3,000円
本日の前菜・苺のリゾット・7種類のメニューから選べるデザート
- ALACARTE MENU 各1,500円
7種類のメニューからお好きなデザートを一品
グランドデザートメニューは季節によって変わりますのでご注意下さいね。コーヒーは猿田彦珈琲とのコラボです♪おすすめ!
トシ・ヨロイヅカ東京|DESSERT MENU
私は前菜付きの
「DESSERT MENU」2,000円
グランドメニューから選んだデザートは
「アシェット ド ショコラスリーズ」を選びました。
全部食べたい勢いで迷いましたが
「ショコラ、グリオットチェリー、ピスタチオのデザート」とのメニュー説明に、全部好物!な私は抗えなかった(^^)
DESSERT MENU|前菜
まずは前菜のプレート。前菜と言っても、もちろんスイーツです。
目の前でさささ〜ッとピスタチオソースのアートをしていただけました。簡単に盛り合わせたプレートですが「目の前でプロの方が私の為に作ってくれてるー!」っていう、ときめき。
乳脂肪のまったりとした舌溶けに、フルーツの爽やかさは合いますよね。
鎧塚俊彦シェフのカカオ農園「Toshi Yoroizuka Cacao Farm」で豆から育てたエクアドル産カカオを使用したボンボンショコラ周りのチョココーティングは厚め。中のガナッシュとは時間差で口の中で溶けてゆくタイプのボンボンショコラ。
酸味のある、華やかな味わい。
これから出るメインの前の「前菜」としていただくのに、ぴったりでした。
カウンターデザートの醍醐味|制作過程
前菜をいただいている途中も、カウンター席からはデザートの制作過程が楽しめます。
これが、と〜っても楽しい!(^^)私、一日中ずっと見ていられる…(迷惑)
DESSERT MENU|Assiette des chocolat cerises アシェット ド ショコラスリーズ
チョコレートの器に各パーツを重ねて入れ、お皿にアートを施して、アイスを盛り付け、エスプーマを注いで最後に金箔をあしらって完成✨作り立て!
嬉しい…!
まずは溶ける前にと、何気なく食べたショコラのアイスが!めちゃ美味しい!!滑らかという言葉はこのために?
まるでシルクのよう。
舌に柔らかく触れ、カカオの深い甘苦い余韻が半端ない!これは美味しい…。
アイスの美味しさに、否が応でも期待が高まるこちら…エスプーマ(泡状のムース)がフワンフワンと揺れます♡メインのケーキは薄い円柱形のチョコプレートで囲われ、上からアングレーズソースのエスプーマ。
食べ方に迷いましたが思い切ってカット作り立てだからこそ、ライブだからこそ味わえる「エスプーマの美味しい瞬間」に感動。甘くてシュワ〜♡チェリー酒のふ〜んわり香る風味も最高!(^^)
苦味、甘さ、ショコラの味わいで引き立たせられる、グリオットチェリーの酸味が美味しいです。
お皿に散る甘い花弁のような、チェリーやナッツもひと口毎に変化を与えてくれ、全体の満足度を上げてくれました。エクアドル産ショコラムースの華やかな味わいを、ライブならではのアングレーズエスプーマでまとめた、ショコラ好きにおすすめのメニューでした。
美味しくて満足!
La Gorgonzola Pistache ゴルゴンゾーラ ピスターシュ
通年いただける定番メニュー
この日は前菜付きのデザートメニュー2,000円、7種類のメニューから『ゴルゴンゾーラ ピスターシュ』をチョイス。ドリンクは猿田彦珈琲とToshiコラボのオリジナルブレンドコーヒーが美味しいのでいつも同じ物を選んでしまいます。
- グレープフルーツとオレンジをオレンジのソースでマリネ
- ピスタチオクリームにレモン風味のメレンゲ
柑橘系のスキッとした爽やかさに、ピスタチオクリームのまろやかさで酸っぱすぎないバランスの心地よい前菜でした。お皿に広がるのは、どことなく和の雰囲気も感じられる小さな庭園♡こんなにもなめらかで
濃く甘く深いゴルゴンゾーラアイスを食べたの初めて!
うっとりと、目をつむって味わうと至福のクリーミー感と重厚な後味で、永遠に食べていたいようなアイスでした。ビスキュイはほんのりとあたたかで、外は焼けたさっくり感。
ナイフを入れて割ると、中は繊細でもろもろとほぐれます。
甘いのか塩っぽいのか
最高に好きな「甘じょっぱさ」
ふうわり香るゴルゴンのチーズ香味を堪能しながら
更に、濃ゆいゴルゴンゾーラアイスと一緒に口に含むと…訪れる感覚は
まさに『 口福 』
あ〜!なんか美味し過ぎてジタバタしてしまいます…!😭✨スイーツは科学だと言われますが
視覚的な魅了から始まり、口内で起こるストーリーまで計算して作られているのだとすれば、パティシエの方は人を魅了する天才科学者みたいです(^^)
とても美味しいアシェットデセール。おすすめです!
Dessert REIWA デセール 令和
2019年5月の期間限定メニューですこの日はアラカルトメニューにしました。アラカルトに付く『赤ワインのグラニテ』が先に提供されました。
こちらがまた美味しい〜赤ワインのふくよかな渋みも感じられるグラニテ(シャーベット状の氷菓)にピスタチオの粒と柑橘がアクセント♪
『デセール 令和』
お皿の模様もこのデザートのデザインの一部なんですね!ホワイトチョコとベリーソースを使って円のアートが素敵です。お皿中央にフレッシュな柑橘果実と、ゆらめく甘い梅酒のジュレの海がたっぷりとそそがれています。
底にこってりとしたクリーム、モンテリマール、桜のアイス、そしてトップに透明な繭のような飴細工があしらわれて金箔の飾り。
豪奢さもありながら、繊細さも感じられる一皿。
最高に美味しいです!
梅酒が苦手な方はダメだと思いますが、梅酒の良い香り!ジュレはトゥルっと喉越し良くも、お酒の後味は後を引きます。
桜のアイスは花開くような風味がふわん。と美味しい。
そしてなんと言っても、フランス伝統菓子のモンテリマール!すっごく美味しい!
鎧塚俊彦シェフのデセール 令和ではなんと、モンテリマールの中に梅酒の梅を刻んだ物が入っているんです!✨メニュー名や説明を読んでもどんなデザートか想像がつかず、実際に食べてみて本当にその美味しさに感激しました。
冷たさ、柔らかさ、繊細さ、全てがこの場、この時、目の前でパティシエの方が『作り立て』で提供していただけるからこそ味わえる美味しさです。
これぞアシェットデセールの醍醐味を味わえる、素敵な一皿のデザート『デセール令和』
さっぱり系?と思いきや、見た目よりずっと味濃く、華やかなデザートです!期間限定メニューなので是非、梅酒がお好きな方、きらめく花開くような味わいに新元号『令和』のメニュー名がふさわしい、素敵なデザートを食べに行ってみてくださいね。
すっごく美味しくて、食べ終わるのがさみしくてたまらなかった〜♡(笑)
Souffle aux oeufs 卵のスフレ
2019年5月のメニューからパティシエさんにメニューの相談をしたところ「とても濃厚なデザート」とお聞きしたので濃厚好きな私はワクワクとオーダーしました。いつもは猿田彦珈琲を選びますが、この日は紅茶のウバ Uva にしてみたら、これが美味しい!香りと渋味が少量口に含むだけでグワッと感じられる、とても力強いお味です♪ドドン。とモコっと膨らんだスフレはボリューム感があります。周りには小さなメレンゲの目玉焼きが超可愛いです!表面はサクッと焼かれ、中のとろふわのエアーな対比を楽しめます。
そしてびっくりしたのが、有精卵の卵黄がそのまま一つ入っています。
完全に、生の卵黄。味も卵黄。
かなりびっくり😳
お好みで添えられた有精卵の甘いカスタードソースをかけて食べます。
これは好みがハッキリわかれますね。生臭みはないけど、『生卵の黄身の味』なので甘いカスタードがないと、一瞬デザートという事を忘れます(笑)器の底にはぼってり濃厚なカスタードがたっぷり。あたたかカスタードが好きな人はすごく楽しめます。私も好き。
スフレの甘いゆるゆる感、黄身の味まんまの衝撃、カスタードの濃さ。
物凄くインパクトのあるここでしか食べられないスフレです!
Parfait d’ automne パフェ オートンヌ
2019年9月追記
Parfait d’ automne パフェ オートンヌ
和梨と栗の秋を感じるパフェ。ほうじ茶のジュレで、和テイストに仕上げました。
トシ ヨロイヅカ 東京(京橋店)で今年から始まったパフェだそうです♪
すごーく、美味しかったですマロンクリームの
ほわっと優しく、甘やかな口どけ
洋梨ジュレのフルーティな甘味
小さくダイスカットされた
- マロンの甘露煮のコリっと食感
- 和梨のジューシーなシャクっと感
丁寧に仕込まれた秋の素材、それぞれが賑やかに美味しい彩りを添えています。
バニラアイスの濃い甘味に クランブルのザクザクでアクセントと満足感もあります。
ほうじ茶ジュレの渋味で
グラスの中に緩急が生まれ
味わいに深い余韻が残ります…美味しい~
これぞ 流石パティスリーのパフェ!
素材を生かしつつも 手を加えて口内で生まれる 味わいの秋物語 を楽しめる、素敵なパフェでした(^^)
Millefeuille au special poire ラヴィアンローゼミルフィーユ
2019年12月追記
Millefeuille au special poire ラヴィアンローゼミルフィーユ
入江農園の希少な幻の赤い洋梨、ラヴィアンローゼを使ったミルフィーユ。なめらかな果肉に程よい甘さが絶妙です。濃厚なチーズアイスとりんご味のエスプーマを合わせました。
パティシエさんにおすすめしていただいた、希少な赤い洋梨「ラヴィアンローゼ」を使用した季節限定のデセールメニュー。
個人的には今までいただいた季節で変わる、鎧塚シェフのカウンターデザートのミルフィーユの中で一番好みでした。
このラヴィアンローゼ「なんて美味しいの〜〜✨」とちょっと感動しちゃった^^
- ラヴィアンローゼの果肉からあふれ出る豊潤な果汁の美味しさと洋梨独特な歯応え
- 受け止めるもったり濃厚なカスタードと バリサクッとしたパイ生地の香ばしさと食感
- 濃ゆいチーズの風味が 力強い美味しさ!
お皿の上 どの部分を食べても美味しい
パイを食べて、アイスを食べて、ラヴィアンローゼの果肉にカスタードをまとわせて…お皿の上でウキウキとスプーンやフォークが思わず踊ってしまう、素敵なミルフィーユでした(^^)
Gratin aux Kakis 柿のグラタン
2019年12月追記
Gratin aux Kakis 柿のグラタン
カスタードクリームとキャラメリゼした柿をオーブンで焼きこんだ熱々のグラタン風デザート。
なかなかメニューが決められない優柔不断な私。いつもの可愛いパティシエールさんに相談にのっていただき🙇♀️今日はこれ!
「柿のグラタン」お皿は熱々!ふんわりと焼かれたスフレ生地の中にはとろめくカスタードとキャラメリゼされた柿が入っています。
添えられたアイスは土台にパイ生地とスポンジ生地で底上げされているので、熱々でもすぐにはアイスが溶けないのも嬉しい配慮です♪甘あまぁ〜で熱々。ふわあぁ〜〜と蕩けてしまうお口に、ラム酒のアイスクリームのお酒の風味が少し苦味のエッジをきかせてくれて
美味しいっ!
ちょっと珍しい「柿」を使ったフルーツグラタン。今の寒い季節にぴったりで、とっても美味しかったです^^
パティシエさん、ありがとう。
Ukishima 浮島
2020年1月追記2013年ASEAN首脳会議の晩餐会で最後にデザートとして出されたメニューです。
餡と抹茶を使用した和風モンブラン。ほうじ茶のアイスとふんわりとした抹茶のソースを添えてカダイフでアクセントを出してます。
登場した時のインパクト大!
これぞ、その場だけでしか食べる事のできない「デセール」の醍醐味を感じられるビジュアル(^^)ほうじ茶アイスは舌溶けはスルッサラッ。焙煎風味のしぶ苦さが心地良いです。
マロンクリームは甘さは抑えめ、独特のねっとりとしたなめらかさがあります。これがほうじ茶アイスとの舌溶けの緩急があり、美味しい。生クリームや餡、軽やかな抹茶生地と土台はなんと シナモン風味のメレンゲ。細い麺を揚げた「カダイフ」が飽きずにいただけるアクセントになっています。マロンを前面にしたモンブランではなく、各素材の風味や食感を 混ぜた時に生まれる瞬間の美味しさ。を存分に堪能できるデセール😊
マロンクリームの重クリーミーな質感がとても好みで、お聞きするとカスタードを混ぜているそうです。甘さに頼らない印象に残るマロンクリームが また食べたい一品でした♡
Mille-feuille aux Fraise 苺のミルフィーユ
鎧塚シェフのミルフィーユの基本形がこちらの苺を使用したミルフィーユ。
旬の苺とさくさくのパイ。ピスタチオのアイスと炭酸ソースを添えて。
さっくさく!のパイにピスタチオアイスやカスタード、そして旬の苺の爽やかな甘さとジューシー感の組み合わせ
定番だけど 食べるとその美味しさに改めてハッとします。
豆感のあるピスタチオアイスが全体に 深みの味わい を添えてくれます
デセールならではの楽しみ方。ハラハラとしたパイを周りの苺の炭酸ソースに絡め、しとらせて食べるともう!たまりませんっ🥰
見た目も可愛く、味わいは安定の美味しさの苺のミルフィーユ。万人向けメニューでどなたにもおススメ出来ます♪
トシ・ヨロイヅカ東京 カウンターデザート|まとめ
トシ・ヨロイヅカ東京のカウンターデザートはどことなくクラシカル。最近のアシェットデセールに多い、見た目の「突飛さ」でのインパクトは控えめですが、長年のキャリアに裏打ちされた重厚さが感じられます。
何よりアシェットデセールを見た時の高揚感。
素直に「食べてみたい」という気持ちを高めてくれる見た目!
そしていただくと、その高められた気持ちを裏切らない、確かな美味しさでした。
「最高に美味しい状態で食べて頂きたい、それにはカウンターで出来立てを」鎧塚俊彦シェフのこだわりの意味を表現化された、素敵なカウンターデザートでした。
目の前で作る過程を拝見しながらいただく「カウンターデザート(アシェットデセール)」は
美味しいスイーツの最終形態かな、と個人的に思っています。
トシ・ヨロイヅカさんへも、また食べに伺いたいと思います♪
丁寧に作って下さったパティシエさま。とても!美味しかったです✨(^^)ありがとうございます。ごちそうさまでした。
参考にしていただけたら嬉しいです。
あま子
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トシ・ヨロイヅカ東京|お店の情報
Toshi Yoroizuka TOKYO(トシ・ヨロイヅカ東京)
- 住所:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F・2F
- 電話:03-6262-6510
- 営業時間:
ショップ:11:00 - 20:00
1階カフェ・2階サロン:11:00 - 20:00(L.O.19:00)
- 定休日:無休(サロンのみ火曜定休)
- アクセス:東京メトロ銀座線「京橋」駅直結
- 公式サイト:公式サイト Toshi Yoroizukaの世界
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